害虫マメ知識

主な吸血蚊の発生源について。

主な吸血蚊幼虫発生源を示しました。
吸血種 主な幼虫発生源
シナハマダラカ亜科 シナハマダラカ 水田・池・沼
ナミカ亜科 コガタアカイエカ 水田・池・沼
アカイエカ 汚い水域・下水溝
チカイエカ ビル排水溝
アシマダラヌマカ トチガミ・マモコのある池・沼
キンイロヤブカ 湿地・水田
オオクロヤブカ 畜舎汚水槽
セスジヤブカ 塩性湿原
コバヤシヤブカ 樹洞
トウゴウヤブカ 海岸岩場の水たまり
ヒトスジシマカ 竹の切り株・人口容器・墓石

チカイエカの生態について。

主としてビルの地下水域・地下鉄構内などの閉鎖水域に発生しますが、貯水池など開放水域でも発見されます。成虫は形態的にアカイエカと酷似していますが生態的にはかなりの差があります。いくつかあげますと、
  1. 蚊の雌は産卵のため吸血が必要ですがチカイエカは第一回目の産卵は無吸血でよい。
  2. 卵塊はアカイエカは舟型で200個くらいですが、チカイエカは菱型で数も60くらいで少ない。
  3. 蚊は交尾に広い空間を要するが、チカイエカは狭所10ml3くらいの所でも交尾・受精・産卵できる。
  4. 休眠しない。冬も活動する。
このようにビルの水域に適した生態といえます。
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