害虫マメ知識

ダニ類

なぜダニの問題が増えたのでしょうか?

ダニが発生する条件として、1.餌があること、2.高温・多湿、3.かくれ場所がある。などがあげられます。具体的には建物断熱性能の向上、サッシ普及による気密化向上、エアコンの普及による快適温度の確保、加湿器・湯沸器などの使用による水分供給、新建材の非吸湿性などによる多湿化といったことがあげられます。一方生活様式や習慣が変化し、例えば大掃除をしなくなったとか畳にカーペットを敷くとか、共稼ぎが増え窓を閉め切ることが多くなった等々も住宅の多湿化の原因となりました。

畳を天日乾燥すればダニを殺せますか?畳の水分はどれくらいに保つべきですか?

ケナガコナダニは35℃で1時間以内、45℃で3分弱、50℃で1.4秒で死にます。畳の中にいる時はもう少し割引いた条件で考えます。外気温が25℃前後の晴天の朝8時から畳を干すと内部は6時間35℃が保たれ、正午から3時間は40℃以上を示します。35〜40℃では内部は6時間45℃が保たれます。充分に死ぬことがわかります。昔、夏に一斉大掃除をして畳を干したことは意義のあることだったといえます。畳はもともと吸湿性が良く、室内の相対湿度が90%を超えると畳はどんどん吸湿し含水量は上昇します。70〜80%の時は平衡状態で、75%を下回るとダニ数は徐々に減少します。畳の水分は15%以下に、できれば13%以下に保つようにします。

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